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店舗や倉庫などの滑りやすくなった床は、放置しておくと滑って転倒したり操作している機械のブレーキが効かなくなったりするなど、さまざまな問題・事故を起こしてしまいます。ここでは滑りやすい床を放置する危険性や滑りやすくなる環境、防滑工法の施工内容について紹介します。
滑りやすい床をそのままにしておくと、さまざまな危険があります。店舗や倉庫、工場で発生する死傷事故の中で多くの割合を占めているのが、転倒事故です。本来であれば、店舗・倉庫・工場の床は適度に摩擦があり、滑りにくいように工夫されています。
しかし、人が歩いたり台車が通ったり、洗剤で清掃されたり温度変化にさらされたり…という長年受ける影響によって、まるで磨きあげたようにツルツルになっていくのです。
床が摩耗することによって滑りやすくなっているまま放置すると、普通に歩いているだけでも転倒してしまいます。普段は気を付けて歩いていても、重い物を運んでいてしっかりと踏ん張れずに転倒してしまう、フォークリフトのブレーキが効きにくくなって事故を起こしてしまうなど、さまざまな危険が発生するのです。
ただ床の摩擦がなくなっただけ、滑りやすくなっただけ…では済まされない事態を招いてしまいます。
大事故を防ぐために恐る恐る歩くようになると、作業効率の低下にもつながります。
床材が滑りやすくなる環境は、塗床上に結露が生じた場合です。塗床材はコンクリートの上に施工する合成樹脂系の塗床材でエポキシ樹脂系塗床材が良く用いられています。ドライな環境で使用される塗床材はフラットですが、結露が生じるだけで滑りやすくなるのです。
これは、結露=水が発生したことによって滑り抵抗値が低下するためです。
防滑工法は、主に3つの方法があります。
骨材を撒いて仕上げる工法です。内外部のさまざまな床面に使える工法で、クリヤー骨剤を使用することでクリヤー塗料でも防滑工法が可能です。
塗料を塗った後に骨材をしっかりと計算してリシンジなどで均一に撒く技術が必要です。さらに散布してから塗膜が乾いたら、余計な硅砂をすべて掃き取る必要があります。掃き取りが不十分のままだと骨材ムラができ、均一な防滑の床にならない可能性があるため、しっかりと掃き取りましょう。
塗料に骨材を混ぜて塗る防滑工法です。混ぜて塗るだけなので、手間がかかりません。内外部の階段や廊下におすすめです。
ただし骨材自体に重みがあるものは使えません。例えば、硅砂をミキシング防滑工法で塗ると、硅砂そのものが沈んでしまうため、しっかりとした防滑効果が得られない可能性があります。しっかりとした防滑効果を得るためにも、ミキシング防滑工法の特徴を正しく理解する必要があります。
塗料の中には、骨材があらかじめ配合されているものがあります。塗料を塗るだけなので、施工がとても簡単です。軽防滑ではあるものの、骨材を計量して配合する手間がかかりません。
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