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土間コンクリートの足跡の消し方

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戸建てやマンションの土間コンクリートに、いつの間にか付いてしまった気になる足跡。コンクリートが固まる前に人や動物が乗ってしまうことで付く足跡ですが、果たして消すことはできるのでしょうか。この記事では、ご自身でできるDIYでの補修方法から、専門業者に依頼した場合の作業内容まで、土間コンクリートの足跡を消す方法について解説しています。

なぜ土間コンクリートに足跡が付くのか

原因は「硬化前」の立ち入り

土間コンクリートに足跡が残る主な原因は、コンクリートがまだ完全に固まりきる前に人や動物がその上を歩いてしまうことです。コンクリートは、打設(流し込み)直後は液体状で、セメントと水が化学反応(水和反応)を起こすことで徐々に硬化し、強度が増していきます。季節や気温、天候にもよりますが、人が軽く乗れる程度の強度になるまでには、一般的に夏場でも2~3日、冬場では3~5日程度の養生期間が必要です。この重要な養生期間中に誤って立ち入ってしまうと、まだ柔らかいコンクリートの表面に、くっきりとした足跡が凹みとして残ってしまうのです。

土間コンクリートの足跡は自分で消せる?

足跡の「深さ」と「範囲」が判断基準

DIYで足跡の補修が可能かどうかは、その足跡の状況によって大きく異なります。もし足跡がごく浅く、表面的な「シミ」や「汚れ」程度のものであれば、市販されているコンクリート用の洗浄剤を使用したり、高圧洗浄機で洗浄したりすることで、ある程度薄く、目立たなくできる可能性があります。しかし、足跡がくっきりとした「凹み」として残ってしまっている場合、DIYでの補修は一気に難易度が上がります。補修箇所だけが周囲と異なる色合いになり、かえって目立ってしまうリスクがあるため、慎重な判断が求められます。

DIYでの補修方法

もしDIYで凹みを補修する道を選ぶ場合、サンドペーパーやワイヤーブラシなどで削り目立たなくする方法などが挙げられます。ただし、この方法だと今度は研磨した跡が残ってしまう場合もあり、その場合は「補修用モルタル」も使用するとよいでしょう。

まず、補修する足跡の内部と周辺をワイヤーブラシなどでこすり、付着している汚れや脆くなったコンクリート片などを丁寧に清掃します。次に、補修材の密着性を高めるための「プライマー」と呼ばれる下地調整材を塗布し、それが乾燥するのを待ちます。その後、補修用モルタルを規定の量の水で練り混ぜ、足跡の凹みにしっかりと充填し、コテを使って表面が平らになるようにならすのです。

ただし、既存の土間コンクリートと新しく充填したモルタルが同じ色合いに仕上がらないリスクについて注意しましょう。同じ色合いに仕上がるか判断が難しい場合、プロである業者への相談も検討してみてもよいでしょう。

専門業者による足跡の補修方法

業者はどうやって足跡を消す?

専門業者は、足跡の深さ、範囲、既存コンクリートの状態などをプロの目線で診断し、状況に応じて適切な工法を選択します。比較的軽度な凹みや汚れであれば、専用の機材を使用して表面を薄く均一に削り取る「研磨(ポリッシング)」や、業務用の高圧洗浄、または特殊な薬品洗浄で対応することもあります。凹みが深い場合や広範囲に及ぶ場合は、DIYと同様に「薄塗りモルタル」や、より耐久性や接着性に優れた「樹脂モルタル」などを用いて凹みを埋め、周囲とできるだけ馴染むように仕上げる場合も。この際、既存のコンクリートの色合いに極力近づけるよう施工を行なってくれるのです。

上塗り(オーバーレイ)という選択肢

足跡の数が非常に多い場合や、部分補修による色ムラのリスクを避けたい場合には、既存の土間コンクリート全体の上に新しい層を薄く施工する「上塗り(オーバーレイ)」という方法も行われます。これは薄塗りの化粧モルタルで全体をコーティングし、美観を一新することができます。

補修を検討する際の注意点

費用と仕上がりのバランス

補修方法を選ぶ際は、費用と仕上がりのバランスを考慮することが大切です。DIYであれば、必要な材料費のみで済むため費用を最も安く抑えられますが、作業の手間がかかる上に、仕上がりのクオリティが保証されず、失敗して状況を悪化させてしまうリスクも伴います。一方、専門業者に依頼すれば、相応の費用が発生しますが、専門的な知識と技術に基づき、現状に合わせた適切な補修方法を提案・施工してくれるため、DIYに比べて格段にきれいに仕上がる可能性が高まるでしょう。自分でどの程度の仕上がりレベルを求めるか、予算はどれくらい確保できるのかを明確にした上で、DIYに挑戦するかプロに任せるかを判断するとよいでしょう。

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