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セルフレベリング材の特徴とメリットとは?

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セルフレベリング材は、とても流動性の高い床下地調整材です。コテで押さえなくても自らの力で平らになり、平滑になるのが特徴です。

ここではセルフレベリング剤の詳しい特徴とメリットを紹介します。

セルフレベリング材による塗床

セルフレベリング材は、トンボやコテで軽く均す程度で、精度が高い水平な床下地ができあがるのが特徴で、精度の高い水平性を出すために工場でしっかりと管理・製造されているプレミックス製品です。
建築現場では左官職人の確保が難しく、とくに職人技とも呼ばれている「金ゴテ押さえ」ができる職人は常に不足しています。その問題を解決するために、職人の技量によって仕上がりが左右されづらい、セルフレベリング材が重宝しています。

セルフレベリング材は石膏系とセメント系の2種類があり、石膏系は水和反応でわずかに膨張するのみで収縮しない、という性質があります。また石膏を主成分として使用しているため、寸法安定性が高く、浮き・クラックが発生しにくいのも特徴です。一方でセメント系は、圧縮強度や下地接着の強度、表面接着の強度が石膏系の基準値よりも高く設定されているのが特徴的。高い強度を特徴とするものが多く、一部は外部での使用も可能。また硬化後は水にも強いという特性があります。

どちらを使用するかは使用する場所や用途などを踏まえて検討しましょう。

セルフレベリング材のメリット

セルフレベリング材のメリットは、平滑なコンクリート床を叶えてくれるという点です。流し込むだけで均一なレベルを形成してくれる自己水平性の素材なので、平滑な床が求められる現場においては、セルフレベリングが好ましいでしょう。

またモルタルの場合と比べると、短期間の施工で完了する点も大きな特徴です。モルタルの場合、乾くまでに数日を要しますが、セルフレベリングは流し込んだその日に素材の乾燥が終わります。流し込むだけ、という簡単な工程なので、短い工期で完成させられます。

セルフレベリング材の種類によっては施工翌日に車両の走行が可能となるものもあり、耐摩耗性・耐衝撃性・耐久性などもあります。工期に制限がある改修などにもおすすめです。

セルフレベリング材のデメリット

セルフレベリング材は自己水平性が高いことがメリットの素材ですが、自己水平性が高いため、1回で厚みを取るのが難しい点がデメリットです。セルフレベリングの施工で厚みが必要な場合、2回以上重ねて施工をする必要があります。

またとても流動性が高いため、漏れる可能性も考えなくてはなりません。施工の前に、漏れる可能性があるスキマはモルタルで埋めておかないと流れ出てしまいます。

セルフレベリング材を扱う施工業者では、デメリットを踏まえたうえで施工を行っています。プロである施工業者に依頼しましょう。

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